妊娠中に酵素を摂るのは良くないの?

ダイエットや美容に良いと言わている酵素。 主に発酵食品とか生野菜、フルーツなどに豊富に含まれていて食べ物を柔らかくし、腸での吸収を助けるので、便秘の解消になったり、代謝が良くなったりします。 ですので、酵素は主にダイエット目的で多くの人に摂り入れられています。 ただ、酵素ダイエットに効果的と言っても、例えば妊娠中に摂るのはどうなのでしょうか? 妊娠中にできるだけ体重を増やしたくないからとか、産後の激太りを事前に防ぎたいという人はたくさんいると思います。 でも、妊娠中に食事制限や運動をするわけにもいかないですよね? だから摂るだけでダイエット効果がある酵素はどうなのか?と悩むわけです。

酵素は妊娠中の便秘解消に貢献する

実は、酵素は妊娠中にこそ必要な物質なんですよね。 女性は排卵直後、黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれるホルモンの分泌が活発になります。 この黄体ホルモンの作用により、子宮膜が厚くなり基礎体温も上がり、受精卵が着床しやすくなるのです。 ただ、その反面、水分を体内に溜め込もうとしたり、子宮周辺の内臓の動きを抑えるようになります。 このような状態になると、水分の不足で便が硬くなり、おまけに腸の運動量も低下する為、便秘になりやすいのですよね。 食べ物を食べた時に酵素が働くと、食べ物の繊維は分解され、柔らかく消化しやすい状態になります。 こうした状態で腸に食べ物が届くと、腸内に善玉菌が増え、排便を促す働きをしてくれます。

酵素は胎児への栄養供給にも貢献する

体外から摂った酵素そのものも、消化器官で分解され、体内酵素の原料になるので、何らかの形で胎児への栄養になると考えられますが、そもそも酵素は間接的に母親から胎児への栄養供給に大きく貢献するのです。 前項でもお話ししたように酵素は便秘の解消に貢献するわけですが、もし、便秘の状態だと胎児への栄養供給に悪影響なんですよね。 というのは、腸内に便が溜まってしまっている“便秘”の状態だと、その後新しく入ってくる栄養分が行き場を失いきちんと吸収されません。 その代わり、腐敗した便に含まれる毒素が血管に取り込まれてしまって血液と一緒に体中をめぐる事になります。 母親の血液を通じて胎児は栄養を供給されるわけですから、胎児には悪影響なわけです。 ですので、妊娠中の便秘解消に貢献する酵素は胎児への栄養供給の観点からも、とても有用と言えるのですよね。

妊娠中は積極的に酵素を摂ろう

これまで酵素が妊娠中の便秘解消や胎児の栄養供給に役立つ事をお話ししてきましたが、どのようにすれば効果的に酵素を摂り入れる事ができるでしょうか? このページの冒頭で、酵素が発酵食品や生野菜、フルーツに多く含まれている事をお話しましたが、これらの食品を食事の20~30分前に食べると効果的だと思われます。 なぜなら、事前に酵素の多い食品を胃に入れておくと、酵素がじわっと浸み渡って、後から胃に入ってくる食べ物を迎え入れ分解して柔らかくするからです。 酵素は妊婦・胎児どちらの健康にも寄与するのでおすすめです。